◆移動販売CAFE仕様で買付依頼され輸入

から修理、車検と開業までの実話ストーリー。

車体もオーナーも様々な条件がある為内容

はあくまで一つの実例とお考えください。

開業を夢見ている方ならいつでもサポートで

きますのでお気軽にお問い合わせください。

◆流れ行く雲を映すもの

エアストリームのコンパクトな移動空間はその

奇跡的なデザイン・素材・形から見るものに驚

きと感動を与えます。CAFE空間のみならず

明らかなのは様々な人の集う空間として無限

大の可能性があるという事実です。それだけ

でなく自由に移動しその環境に溶け込みつ

つも常に強烈な存在感をもつ AIRSTREAM

不思議の塊とも言えるいつでも購入可能な

物体です。下の写真は実際に買付輸入した

車体広告。

 

◆移動・中長期仮設の自由空間

アメリカでも牽引するショップは多く、仮設

・固定されたコンセッショントレーラーは

個人販売広告にも昨今多く出てきます。

移動・フレキシビリティと小資本での個人

開業は多くの人にとって可能性が広がり

ローコストは借金不安も少なくなります。

>アメリカ個人広告より>

室内は一旦空っぽにされ自由なレイアウトが

可能です。しかし重量には制限もあります。

◆移動販売車は

言うまでもなくCOVID19の期間も脚光を浴

びました。日本では軽自動車の移動販売

で車体を製造する工場は連日盛況。

そんな中でも、トレーラーでAIRSTREAMを

選んだ今回のオーナーご夫妻は喫茶空間

を目指すのでデザイン重視。求めているも

のは物理的な移動販売車機能だけではな

いのです。

写真はアメリカ個人販売広告で車体後部

は外に座るカウンターになりユニーク設計

同じく広告に出ていたスパルタンエアクラフト

社のMANORというAIRSTREAMを凌駕する

トレーラーで簡易なオープンカフェ。

 

◆設置環境(背景とつくるCAFEの雰囲気)

今回のオーナー夫妻は当店千葉展示場に

何度も足を運ばれ展示車体を具に確認。

AIRSTREAMのデザイン性と牧歌的な千葉

展示場の背景(一部トウモロコシ畑で下の

写真は雑誌の取材時の畑です。)を御覧に

なりCAFEの方向性を決断されたのでした。

◆定年後の夫婦のやりたいCAFE

ご夫妻でスタートするCAFEを自然豊かな

喫茶空間環境で創造したいとの意向です。

候補となった広告写真は現地個人販売で

運良くボディサイドの大きな開口が施され

ています。テイクアウトには便利でお店の

雰囲気があり注文も、接客も屋台感覚。

売主もやはりテイクアウトCAFEとして開業

を計画し改造されたものでした。

しかし開業前に事情があり断念したもの。

改造も途中で止まっています。それでも

当初それなりに高かったので候補から外

れていましたが結果的には値段も少しダ

ウンしてゲットできたものです。幸運です。

 

◆オーナーご夫妻が最初に希望したのは

 

当時もっと短い17フィートで牽引や取り回

しの楽な車体です。

窓も新車オーダー時点(1965年)で変更できるため様々。

下の写真が幅1mの窓が二枚の標準タイプ

オーナーご夫妻が最初に希望決断したのは

1964年BAMBI-IIという17フィートでその年が

パートナーの生まれた年でもあります。

さらにリズミカルなカスタムオーダーの三連

窓はデザイン性のある営業もオリジナルの

状態で可能なレアな車体として魅力でした。

しかし、ゲットしようとしたところで現地の別

の人に売却されました。たまたま、あと数日

早ければという状態でした。ただ、諦めて次

を待っていたところ、

今回の1966年20フィートGlobeTrotterが

プライスダウンで結果的には良い形で決定

されました。下の写真は最後のお別れ買付

後の売主。きっとこの車体に強い思い入れ

があったことでしょう。

当初17フィートを想定したものより20フィートで

約90cmが空間的な余裕が出ます。

調理をするため小型のウインドウクーラーが

無理矢理ですが後方窓につけてあります。

開口部はオリジナルボディの切断でそのまま

使用しています。バンパーは一部カットされて

いますが何とかなる部分で問題ありません。

写真は無事に千葉に到着した現状です。

1966年から1968年までのサイドウインドウは

曲面ボディをそれまでより強く意識した曲面

ガラスのフレームレス。完成された曲面美。

上の写真は使い勝手や改造も楽な普通の

アルミサッシ窓を入れたタイプの広告です。

やはり、車体のイメージにはミスマッチで

すが、オーナーのこだわりや事情次第です

ので一概にどちらが良いとかは言えません。

下の写真は千葉に届いたところでボディ

やはりサイドはすっきりしています。

こうして無事到着して基本的な作業に入れるこ

とになりましがここで、CAFE仕様の内容で他の

様々なタイプやケースにも過去のケースを

ご紹介してみます。

 

◆当方納車のAIRSTREAMでCAFEをやられて

いる方々(一部イベント車体も含みます。)

 

写真下は箱根で営業されてもう10年以上となる

CAFE-Ryusenkeiさんの車体です。オーナーと

はご購入納車から現在までも永年お付き合い

させてもらっています。あっという間に時が経

ちましたが固定客のみなさんから愛される

マスター個人経営の素晴らしいCAFEです。

(リンクは下の写真から)

今回のオーナーご夫妻もこちらの先輩の店

や他の店舗も検索し足を運ばれて熱心に

研究されていました。

お手本になるCafe Ryusenkeiさんは年式は

同じ17フィート。 その車体は取り回し優先で

ワンオペの店主に最適。しかも牽引車両は

日産リーフEVです。

今回、夫妻の車体は一回り大きくなりました

が店内の運用も二人のオペレーションには

結果的にちょうど良い余裕ある空間です。

 

表示される20フィートというのは車体全長の

意味で実際の室内は牽引装置3フィートを引く

17フィートのボディという意味になります。

写真は17フィートCARAVEL

クリックでホームページにリンクします。

写真下はカフェRyusenkeiのリアルな仕事現場。

オーナー店主の舞台。

シンプルなメニュー構成のお店ですがゲスト

に時を気にせずゆっくりとしてもらうため法律

的な仕様はテイクアウトではなく移動店舗で

客席を設定しています。その為にはトイレも

装備必要でドアで隔離された設計になります。

現在営業されているスタイルは別の隣接店舗

にトイレがあるため実際にはそちらを使用して

もらっています。とはいえ営業品目、スタイル

により食品衛生法に適法な形を設計には条件

として明確な線引きがかかわってきます。

自治体により若干レギュレーションには差が

ありますので事前に保健所にて申請内容の

確認は最初のステップとなります。

 

◆CAFEや店舗は無限大でも条件は多様です。

事前に考察、選択される店主オーナーにとって

とても楽しくも複雑な作業です。未定な部分も

予測のまま段階的に進めていくのは主体性、

信念や熱意あって可能になります。

その点AIRSTREAMのCAFEは皆さんわくわく

して、楽しいうれしいが先に立ちます。

あまりにフレキシブルなので自由ですが

営業スタイル、営業品目のレギュレーション

はもとより、営業する土地の制限も考える

必要は出てきます。

今回オーナー夫妻は土地の購入はまだ

だったこともあり、当方展示場敷地で試験的

開業をすることになりました。たとえ土地を買

っても何もない土地ではインフラ設備にお金

時間もかかります。またせっかく買った土地

も管理しきれない時間帯に不測の事態で何

か起こることも予測されます。今回は手始め

に当方のスペースを利用してもらいます。

当時はトイレ設備は無く、オーナーは小屋を

想定していましたが、仮設であっても撤去に

またお金も無駄になるので別車体のエアスト

リームをパウダールームと追加客席として

改装することになりました。

ついつい小屋を建てる発想がローコストに

感じられますがトレーラーは土地に縛られ

ないので改装したトイレ付トレーラーは次

の土地へ移動できるため決して工事が

将来的にも無駄になりません。また車体の

半分はお客さんのためのCAFEスペースに

もストックスペースにもなり一石二鳥。

下写真が半分トイレとなる26ft.1960年

必ず水洗トイレは浄化槽あっての設備で

費用もとても大きいため、もともとある

浄化槽を使えるのは驚くほど夫妻には大

きなコスト削減。当方の敷地でスタートされ

るということは土地と浄化槽、上水下水

はこれで計算から外れますので奇跡的とも

言えるメリットです。

写真は後方スペースをトイレとする途中

後方はパネルとフレーム床ともに交換修繕

の必要により新しくベニヤに塗装となります。

隔壁とドアで一室になりました。壁紙を貼って

各種装着により完成。

これは試験的なスタート

であり週末のみの営業というスタイルだった

ことで可能となるストーリー展開です。

2024年現在は二台のトレーラーはすべて

移動され別の土地にて営業されています。

(下写真は開業スタート時期の近所のゲスト

のお子様で親を待っていても退屈しないで

遊んでいる様でした。)

全てはトレーラーだから出来ることです。

写真クリックでお店のリンクです。

 

◆AIRSTREAMのCAFEは

見た目には同じようなAIRSTREAMの店舗

面構えになりますが、その容姿とは別に

日本の地域社会のなか車体での営業環境

は複雑です。土地を見つけるのも買うのも

借りるのも、また法的な事案や条件を満た

してからの検討計画もオーナーの理想を

達成するにはいろんな課題解決・妥協

が必要なので答えは一つではありません。

日本やアジアの移動販売の歴史は今でも

屋台が脚光を浴びるように世界から観光客

も注目する楽しい世界です。

また日本人にとって一般的な出店とは、

土地やテナントなど初期投資が最も大きな

負担であるにもかかわらず借金による経営

リスクもあり最大の問題。撤退するにも

テナントだとお金がかかりますね。

何事も苦しいスタートが当たり前の世の中

です。もちろん店主は強い信念で推進する

ものですが、気安く安易にスタートできない

賭けや勝負の世界の様相です。

 

しかし、移動店舗車体のオーナーであれば

土地や店舗テナントの環境や負担の大きな

融資にあまり左右されず営業計画も自由度

は増します。毎月の支払に追われる形を

なるべく少なくローコスト経営計画を立てや

すくなります。

 

様々な環境変化に適応対応を余儀なくさ

れる危機管理に圧倒的で決定的なメリット

となり大きなトレーラー事業の魅力です。

 

◆多様なAIRSTREAMの営業実例の数々

 

下の写真をクリックすると食べログの

口コミが見れます。自由な忖度の無い

来店のお客としてリアルな言葉が大変

参考になると思います。写真クリック

熊本市 Kish Cafe

こちらは熊本市で営業されている

Kish Cafeさん

インスタグラム kishcafe_kumamoto

熊本の中心街に走る路面電車からも見える

ロードサイドの空き地に都市型のガーデン

カフェとなっています。コンクリートビル街で

ホッとする異空間はとても癒されるものです

夜間はライトアップやデコレーションがさらに

魅力を放ちます。

 

 

◆短期的なイベント店舗もAIRSTREAM

◆リーバイスジャパン

リーバイスが代官山TSUTAYAの通路で展開

した車体は偶然に所有していた特注生産車。

もともとキャンピング利用でないためボディー

サイドに窓がありませんでしたが。フィックス

明り取りの窓は後加工追加しています。

室内はさながらブティックそのままでも販売で

きます。本家アメリカでのキャンペーンを踏襲

東京名古屋大阪3都市を巡回して宣伝も無言

街頭宣伝。

23フィートSAFARIは狭い大阪の街にもサイズ

適です。

洋服の新作プロモーション用に仕上げまし

たが、本家は最新最大AIRSTREAMでやら

れていました。

 

◆草加市 獨協大学前駅 近く 

食堂・居酒屋  朧 (ろう)

下の写真は草加市の駅近くで週末のみ

営業 居酒屋として開業されていますが

平日は 下記秋山食堂としてランチをや

っているなんと別々の方のダブル店舗

写真は開業時の大型スパルタン。

都市近郊のニーズに合うスタイルです。

所有私有地ですから仮設とはいえデッキ

や屋根枠などしっかりとした店構えです。

また隣はアパートとしてエアストリームを

賃貸しています。詳しくはお問い合わせ

現在もこちらで営業

獨協大学前駅近く

電話080-7178-8088

住所

埼玉県草加市栄町2丁目6-3 スパルタン1

アクセス獨協大学前駅[東口]徒歩4分

◆草加市 ごはんや秋山食堂 
INSTAGRAM下の写真をクリック

 

 

◆ 松山市 大澤麺工房 一葵

写真クリックで食べログへ

こちらは松山のラーメン屋さんで

トレーラーは全部カウンターとして改造になり

厨房は別棟です。オーナーの素晴らしい発想

アイディアです。

現在も人気のラーメン店

 

 

◆企業展示会 日本ゼオン LNES事業部

こちらはイベント用のトレーラーで室内を展示

ブースとして使うため毎年の展示会の度ごと

造って壊すという企業展示会のあり方に

大企業として一石を投じた大きな意味のある

例です。日本ゼオンのある事業部で毎年

エコロジー展に出展していましたが会期が終

わり社員の皆さんがゴミ袋を持って出ていく

だけでデコレーションも含めて廃棄物のない

嘘のないエコな展示会です。これも奇跡です。

展示会は私も仕事の現場でしたが造ってから

会期が終わるといきなり大量なゴミにします。

このエアストリームはその後も数年間毎年

使用され屋外でも使用した移動展示ブースと

なりました。

詳細はこちら

http://www.lnesproject.jp/

フロント・リアともにウインドウ裏にはLEDモ

ニターが寸法もぴったりと置かれていますが

偶然です。1968年に製造設計した車体で

販売開始の年が1969年です。

 

◆企業イベント YAMAHA

こちらはYAMAHA展示会イベント用の車体

最初にカリフォルニアのショーで使用のた

めこちらで設計し現地で買付後、別の工場

で改修です。使用後に日本に輸入。日本で

も活躍し現在もレンタルで他の企業のイベ

ントに使用しています。

ご興味ある方はいつでもメールで

お問い合わせください。

ボーカロイドという音声合成音楽ソフトの初

お披露目展示会 NAMM Showにて出品

 

日本に来てから大阪梅田にて新作バイク展示会

イベントステージとしてはかなり目を引きます。

もともと音楽ライブ用に作られています。

当然AIRSTREAM CAFEとして機能します。

こちらはイベントカフェ無料提供の様子。

行列は災害時にも同じことができるので

平時も有事も使えるものである証明です。

ラッピングやステッカーでどんなものにも演出できます。

 

◆オープンエアだけでなく

店舗とは移動可能とはいえ営業する場所

や時間はお客さんを待つものです。天候

や季節、周囲の異臭や騒音にはオープン

エアの現場は大きく影響を受け、売り上

げを決定的に左右する見落としがちな

重大な環境の課題です。

今回のオーナーご夫妻も都会生活から

千葉の畑に囲まれた環境には良いイメ

ージを確信してはいますが、営業機会

という意味では24時間365日という都会

的な基準には到底合わないことは了承

済です。

自然環境の厳しさと素晴らしさ両面を

試験営業により体感再認識されました。

その意味では都会の方が天候以外で

は環境状況は一定かもしれません。

 

しかし、トレーラーはガレージの中でも

十分にその形の持つ特性を活かせます。

 

◆施設との組み合わせで機会損失減

下の写真は愛媛県大洲市の

56'STREET COFFEE

ボディ反対側は建物の中に嵌っており

注文も室内からとれイートインスペース

も屋根の下と外天候に合わせた使用が

可能な全天候型の営業可能な完成度

○インスタグラムは下写真クリック

 

隣接施設があってのアイディアです。

これは個人ではマネできないことですが。

下はアメリカの広告から、こんな空間が

あれば年中無休のサービスも可能です。

もちろんオーナーのライフスタイルに合うこ

とが前提ですが、やはり天候に左右される

日本ではかえってこうした空間が求められ

ます。しかし天候が良ければ外にも出せる

それがトレーラーです。

そうした空間を求めるとなると、簡単構造で

も大変な建築設計施工コストがかかると誰

しもが思うわけです。下の写真は様々な

ローコスト空間イメージで実際に購入できて

非常に低価格。

 

運用アイディア次第で当たり前のコストから

大きく現実に検討できる内容を提案してい

けるものです。個人輸入のメリットは世間

に無い良いものを世界から必要に応じて

一個だけ輸入することがリスクを超えた

メリットになります。

 

◆北海道から沖縄、小笠原まで

"その土地のひとならではの付き合い"

日本の各地にエアストリームは納車され

ましたが実際の気候のシーンでは豪雪

から台風まで様々な事態におかれます。

岐阜の白鳥町でオーナーがスタートした

のはもう二十年近く前になります。

○下写真クリックで食べログ過去の歴史

です。

地元ご出身のオーナーご夫妻がカフェ

開業に選ばれたのは町の道の駅に

隣接した私有地。トイレも24時間。

特異な物件を借りられたのも地元人で

幸運な情報とご本人の地域での信頼が

あったからでしょう。とても人気のあった

◆CAFEクラークケント 

今はおしまれつつも閉業し別の民泊

事業を展開されています。そちらでも

おいしい珈琲焙煎をやられています。

B&B 弥次右衛門 

マスターのキャラクター、優しいお人柄から

若者の青春時代スキーの思い出としていつ

までも記憶に残るAIRSTREAMのCAFEです。

笑顔の素敵なマスターが温かいドリンク・

フードで迎えてくれることはSKI客にとって

助かることであるだけでなく、CAFEが楽し

いレジャーの思い出の舞台になる瞬間。

 

一見さんでも常連でも人と人が気軽に

安心して声をかけられるCAFE空間とは

人生を演じるという生活のなかの舞台、

素敵な舞台装置であることの証です。

 

◆古い名曲の舞台装置としてのAIRSTREAM

別れや旅立ち、を演出してくれます。

下の写真Youtubeリンク(1961年Safari 22ft.)

 

ドラマや映画で、主人公が駆け込む店の

シーンはストーリーに関係無いとしても

何か始まる予感の舞台。

コンビニが当たり前な社会で個性的な人柄

に触れられるCAFEはある意味その空間を

小さな出来事のイベント空間として来るもの

をわくわくさせてくれます。

それが必要ない時はコンビニでいいのです。

◆しかし雪はこんなに

雪が降るとスキー場への中継地点でカフェ

は繁忙期となります。過酷な環境に見えま

すがそれも地元の人の見方は別かもしれ

ません。なんと、この雪でも車体は潰れる

ことはありませんでした。雪質でしようか?

北海道ではまた別ですが。

 

◆海の前や離島でも

下の写真は小笠原 父島のUSK COFFEEさん

納車時の港岸壁に降りた様子

USK COFFEE グルメ紹介はこちら下の写真をクリック

小笠原の父島。

若いカップルの夢のCAFE開業のお手伝いを

させていただきました。今や有名な愛される

お店になったのもオーナーご夫妻の大自然

との共生できるCAFEとしての在り方や豆へ

の徹底した思想とこだわりから、自然を

壊すことのないAIRSTREAMが選ばれたこと

もとてもうれしい貴重な実例です。また

過酷な環境ですが現在も使用されている

ことは設置場所が小さな谷にあり風の

流れに対して平行であることもトラブルを

回避できます。大きな木が頭上ある場所

は避けましょう。地震では壊れなくても

枝や幹が落ちると簡単にアルミ缶を潰す

形になります。

小笠原は海上で波が荒れるときつい船酔い

になる危険もありますがたどり着くと天国。

是非機会があるときはUSKコーヒーを訪ね

てみてはいかがでしょう。

今では素晴らしい観光グルメスポットとして

AIRSTREAMのCAFEが島民にとってもランド

マーク的な存在です。島民はみんなオーナ

ー夫妻を知っているといっても過言ではな

いと思われます。

 

◆一方沖縄も

昨今、那覇空港の飛行機から見えるすぐ

そばの場所にグランピング施設があり、

ところ狭しとAIRSTREAMが並んでいるよう

です。まさに海の前。

日本でグランピングという言葉がまだまだ見受

けられない頃ですがこちらは私にとって最初の

離島納車で思い出深い経験でした。

2006年クリスマス納車のこちらは鹿児島

沖永良部島です。那覇まで車体だけで

フェリーで送り到着時に飛行機で那覇に

その後半日待って沖永良部へのフェリー

で到着したのは寒くない沖縄のクリスマス

でした。今は写真の場所にはありません。

当時地元、沖永良部、知名のご夫妻が

太平洋オーシャンビューのロードサイドの

土地を借りてスタート。絶景とはこのこと。

観光客も地元の人もお客として想定され

なかなか地元でも良い場所のようでした。

ただ太平洋の台風直撃は毎年となり経験

無い人間には風害威力を想像できません。

納車より先にコンクリート基礎まである

写真のデッキが完成していて納車後に固定

されたと思います。デッキのおかげもあり

大きな被害は無く数年経過しました。

ただ最初の台風で布製オーニングテントは

被害があったそうです。写真は正にデッキに

はまった納車完了時です。2.5Mで作られた

ため一切余裕がありませんし装備品の突起

はありましたのでこのままでは入りません。

あまりに狭い隙間なので牽引バックのため

デッキを丸鋸でカットしてから設置しました。

車体分の約10mバックが最大の難関でした。

納車は設置する人が車体を知らないことに

危険があるので車体選定と土地と経路に

なる道路との関係を明確に調査することは

最初で最大の意味のある検討作業です。

不安な場合は可能な限り現場検証します。

写真クリックでyoutubeは三部作で記録して

掲載したのも当時のカメラとデコードの問題

で古さばかりが目立つ映像です。2006年末

の出来事とご了承ください。

直接潮風が吹き付けなくても海風には塩分

で充分に鉄部を腐食させ形すら無くすこと

ができます。ジュラルミンはその点強いの

ですがアルミ鋳物パーツや鉄部は腐蝕し

フレームもタイヤホイール、ボルトは特に

塗装しないと数年で厄介なことになります。

 

ホイールのスタッドボルトは大人の小指ほ

どありますが環境によっては確実に折れ

るのでそうなると移動撤去すら困難になり

ます。トレーラーはタイヤがすべて。

そうした点はこうした環境で車を維持して

いる地元の方は経験者で心得ています。

船も鉄ですから。海沿いの人はご存じ。

この車体のオーナーは今も別の場所に

て維持して将来はお家にされるとのこと

で大切にされています。

 

次はSTEP2で実際のオーナーの車体

作業に触れていきます。